ミニ・レビュー
2週連続リリースの第1弾となる16枚目のマキシ・シングル。前シングル「R.I.P.」もそうだったように、過剰な物語性を排除して一曲のポップ・ソングとして軽やかに音を鳴らしながら、それでもなお深い味わいと感動を与えてくれる。メロディ、歌詞、歌、演奏、どれもが秀逸。★
ガイドコメント
前作「R.I.P./Merry Christmas」に続く、16枚目のシングル。躍動感あふれるギターと重厚なリズムが重なり合ったロック・チューンのタイトル・トラックに、「pinkie」をカップリング。
収録曲
01HAPPY
大人になり思いどおりにいかない日々が続くが、守るもののために生き続ける意味があるという強い想いを描く。ザックリとしたギターと機械音が印象的なサザン・ロック調のナンバーで、“Happy Birthday”というコーラスがいつまでも耳に残る。
02pinkie
説得力のある柔らかくも芯のある声で歌われる、桜をテーマにしたナンバー。変われないことに戸惑うよりも、誰か一人に認められる今が大事なんだと告げている。穏やかで優しいメロから、駆け抜けるような躍動感があふれるサビへの展開が秀逸。