ミニ・レビュー
数々の国際コンクールで成果を上げてきたオルリアックは、フランスを代表するハーピストとなった。すべて自身による編曲で臨んだショパン。ピアノ作品では、原曲とは違う上品さやさらなる繊細さが生まれた。歌曲集ではそんなハープに乗って、ソプラノが伸び伸びと歌い上げていく。美しいアルバムだ。
収録曲
ショパン:
01エチュードop.25-1「エオリアン・ハープ」
02バラード第1番op.23-1
03夜想曲第15番
04夜想曲第16番
05歌曲集〜若い少女の願い/私の恋人/ハンサムな若者/伝令/指輪/春の歌/エレジー
06前奏曲第25番
演奏
コリーヌ=マリー・オルリアック(HP) (5)オルガ・パシェチュニク(S)