ミニ・レビュー
譜割りを崩さない英詞カヴァーが、原曲の性格を際立たせる面白さ。「蕾」「ママへ」「フラワー」などは、J-POPのリズム的アプローチが、すでにインターナショナルな領域に達していると思わせる。逆に「秋桜」などは、日本ローカルな美質の強固さがくっきり。シングル・カットの「蕾」は最良の収穫。
ガイドコメント
ヘイリーのジャパニーズ・ポップス集第2弾。“母”をテーマにした作品を中心に選曲し、親との絆、愛、感謝などの思いを歌い上げている。前作以上に、彼女のピュア・ヴォイスが輝きを放つ。
収録曲
01蕾
02三日月
03未来へ
04ママへ
05LOVE LOVE LOVE
06秋桜
07童神〜ヤマトグチ
08ママに捧げる詩 (Mother of Mine)
09いつも何度でも
10フラワー
11ねむの木の子守歌
演奏
ヘイリー(VO) イアン・ティリー(P,KEY) (1)東京女声合唱団 ヴォイス・オブ・ジャパン