ミニ・レビュー
ニュー・マスターサウンズと並ぶUK産ジャズ・ファンク・バンドの通算9枚目は、命名の由来でもあるベイカー3兄弟のうち2人が脱退、新体制となって以来のスタジオ2作目。メンバー自身がヴォーカルを取るファンキーな歌ものが中心となったあたり、布陣の刷新が功を奏したものか。演奏も溌剌としている。
ガイドコメント
英国のジャズ・ファンク・バンド、ベイカー・ブラザーズの通算9枚目となるアルバム。メンバー交代を経てクリス・ペドリー主導となった彼ら。本作はヴォーカル曲が大半を占め、爽やかで聴きやすいサウンドに仕上がっている。
収録曲
01INTERCONTINENTAL FLOWER POWER
02NEW WAY OF THINKING
03CHERRY WINE
04KISS OF LIFE
05PUSH
06JUST TRY NOW
07BREATHE FIRE
08HILL CLIMB
09LOVE'S ATONEMENT
10RING TRUE
11SOW AND REAP
12DANCING WITH MY MATES TILL DAWN
13BIG GUNS
演奏
CHRIS PEDLEY(B,MELLOTRON,VO) PAUL YOUNG(TS,EL-P,VO) GEOFF LAI(G,VO) SCOTT BAYLIS(TP,FLH,EL-P) TED CARRASCO(DS,B-VO) 他