ミニ・レビュー
不世出のプリマ、アンナ・パヴロヴァ(1882〜1931)へのオマージュ。生誕75周年を記念して英国で録音・発売されたLPの復刻盤(もちろん初CD化)だ。夢見るようなロマンスの世界は大林宣彦映画の甘い感傷に通じる。演奏にも“泣き”が入ってます。
収録曲
01枯葉 (ショパン):ノクターンop.15-2〜エチュードop.10-12〜ノクターンop.27-2〜ファンタジー・アンプロンプチュop.66
02ガヴォット「つちぼたる」 (リンケ)
03ロシア舞曲 (チャイコフスキー)
04「動物の謝肉祭り」〜白鳥 (サン=サーンス)
05「四季」〜バッカナール (グラズノフ)
06「眠れる森の美女」〜パ・ダクション (アダージョ) (チャイコフスキー)
演奏
エフレム・クルツ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 (1)マックス・サルピーター(vn)(4)レイモンド・クラーク(vc)