ミニ・レビュー
89年生まれのシンガー・ソングライターによる、デビュー・シングル。“心安らげる場所”をテーマにした表題曲には、ソウル・ミュージックの本質を“日本語のポップス”として再構築させるセンスが炸裂。高い技術と濃密な感情表現を兼ね備えたヴォーカルも素晴らしい。
ガイドコメント
NYアポロシアターでも喝采をあびた平成生まれのシンガー・ソングライター、清水翔太のデビュー・シングル。自分を支えてくれる大切な人や場所(=HOME)についての、実体験から発せられた感情描写が涙を誘う渾身の仕上がりだ。
収録曲
[Disc 1]
01HOME
ソウル・ミュージックのエッセンスをグッと引き寄せるヴォーカル、なめらかにグルーヴしていくライム、“帰る場所”をテーマにした叙情的な歌。まだ10代とは思えないほどの完成度と普遍性をたたえた、衝撃のデビュー・シングル曲。
02MUSIC (feat.BOY-KEN)
BOY-KENをフィーチャーした、ダンスホール・レゲエ・テイストのミディアム・チューン。軽やかにしてディープなビートのなかで、音楽に対する強い思いを響かせるリリックがゆったりと広がっていく。
03Miss You
ソウル、R&B系の名曲を数多く手がける村山晋一郎の作曲によるバラード・ナンバー。失恋の痛手を抱え、“君”への思いを断ち切れないでいる心情をソウルフルに歌い上げている。豊かなスケール感を持ったコーラス・ワークも素晴らしい。
04HOME (Instrumental)
[Disc 2]〈DVD〉
01HOME (music video)
02making of...