ミニ・レビュー
吹奏楽界のビッグ・ネームである保科 洋の自作自演盤。練達の書法と老練な指揮が、バンドを喜ばせているよう。また、ある意味で最大の聴きものは、バルトークの「弦・チェレ(ただし第1楽章と第4楽章)」。もちろん保科の編曲だが、オケでも演奏至難なこの曲を鮮やかに吹かせている。
収録曲
保科洋:
[Disc 1]
01交響曲第2番
02インテルメッツォ
03弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽〜第一楽章/第四楽章 (バルトーク/保科洋編)
04風紋 (原典版)
[Disc 2]
01シンフォニック・オード
02祝典舞曲
03Lamentation To- (Theme and Variations)
04懐想譜
仕様
CDエクストラ内容:保科洋 書き下ろし作品 楽譜データ (コラール「朝の祈り」「夕べの祈り」)