ミニ・レビュー
1960年代のアナログ音源をDSDマスタリングしたSA-CDで満喫する。当然2chステレオのみだが、オリジナルの演奏の妙と音質面での質の高さ、その再現能力に驚き喜ぶ。半世紀を経て蘇るレオンハルトたちが奏でる音楽は、録りたての新鮮さすら感じさせる。詳細な録音データも希望したい!
ガイドコメント
フンメル、ハイドン、ボッケリーニによる三者三様の協奏曲を収録。トランペットやチェロなどそれぞれ異なる楽器を用いた作品で、古典的な協奏曲の醍醐味を古楽器の名手たちが浮き彫りにしている。
収録曲
01トランペット協奏曲ホ長調 (変ホ長調) (フンメル)
02ヴァイオリン、2つのホルン、弦楽と通奏低音のための協奏曲イ長調「メルク協奏曲」 (ハイドン)
03チェロと弦楽合奏のための協奏曲ト長調 (ボッケリーニ)
演奏
グスタフ・レオンハルト(HC) コンチェルト・アムステルダム (1)ヴィム・グルート(TP) (2)ヤープ・シュレーダー(VN) (3)アンナー・ビルスマ(VC)