ミニ・レビュー
イタリア系の名テノールたちが、その名を築いた時に必ずと言っていいほど取り上げるイタリアの歌の数々を、絶大な人気を誇る彼も取り上げた。大きな違いは、抜群のリズム感覚。発声を崩してもノリを大切にすることで、クラシックの枠を超えて楽しめるアルバムとなった。
ガイドコメント
ボチェッリのナポリ民謡を含んだイタリア・カンツォーネ集。テーマは“愛”。母への愛、女性への愛、土地、街、国への愛を歌っている。ボチェッリが子供の頃から親しんできた歌がたっぷりと楽しめる。
収録曲
01こんなにも大きな愛 (フューチャリング:ヴェロニカ・ベルティ) (フェリルリ)
02恋する兵士 (カニオ)
03マンマ (ビシオ)
04こんな風に生きたい (ダンツィ)
05サンタ・ルチア (イタリア民謡)
06フニクリ・フニクラ (デンツァ)
07ビコーズ (ダルドロ)
08海に来たれ! (イタリア民謡)
09グラナダ (ラーラ)
10五月のことだった (デュエット:アンナ・ボニタティブス) (コスタ)
11マレキアーレ (トスティ)
12まだ眠っているの (カル)
13わすれな草 (デ・クルティス)
14プルチネッラ (カスコーネ)
15帰れ、ソレントへ (デ・クルティス)
16喜歌劇「微笑みの国」〜君こそわが心のすべて (レハール)
演奏
アンドレア・ボチェッリ(T) (1)〜(9)(11)〜(13)(15)(16)スティーヴン・メルクリオ,(10)ルイージ・ロンバルディ・ダクイーノ,(14)フェリーチェ・ピートロ指揮 ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団 (1)(4)〜(6)(8)(13)(15)スイス・イタリア語放送合唱団