ガイドコメント
韓国のあらゆる賞を総ナメにしてきた人気実力No.1グループの日本デビュー作品。得意とするダンサブルな楽曲から新たな魅力を聴かせてくれるメロウな楽曲まで、彼らの魅力が満載されたアルバム。
収録曲
[Disc 1]
01girls exclusive
神話の日本語1stアルバム『Inspiration#1』オープニングは、メトロノームの無機質な刻みの音のイントロが印象的。J-POPというよりもかなり洋楽色が強く、バック・トラックやリズムを全面に押し出した、洗練されたサウンドの16ビート・ナンバーだ。
02THROW MY FIST (Japanese version)
神話が得意とする、最高にファンキーなダンス・ナンバーで、韓国人男性の男らしさが存分に感じられる。“戦いはこれからだ! 負ける気はしないぜ”“オレの辞書に諦めという単語はない”などといった、挑発的な詞でリスナーに迫ってくる。
03MIDNIGHT GIRL (Japanese version)
韓国で発表された楽曲のジャパニーズ・ヴァージョン。こういうミディアム・バラードにはメイン・ヴォーカルであるヘソンのソロがやっぱり必須。彼の甘く優しい歌声にどっぷり浸れるナンバーで、ラップ担当のエリックとアンディの流れるようなラップも心地よく響く。
04PARADISE
ダンサブルな楽曲に埋もれることなく、魅惑的な歌唱力をみせるのが彼らの真骨頂。コーラス・パート配分が絶妙で、メンバーそれぞれの個性が最大限に引き出されている曲構成だ。初期の神話並みにラップを多用しているが、当時よりもグッと円熟味を増したラップが聴ける。
05僕らの心には太陽がある (Album mix)
神話(シンファ)の初の日本語楽曲は、小説家Yoshiが作詞を担当した渾身の一作。「君はひとりじゃないんだ」とそっと手をとってくれる優しさや、後ろからずっと見守ってくれているという安心感を与えてくれる、愛に満ちた楽曲。
06HIGHWAY STAR
神話にとっては珍しい、一瞬、m-floかクラジクワイ・プロジェクトかと錯覚してしまうほどの、彼らには新鮮なクラブ系サウンド・ナンバー。疾走感があふれる爽快なサウンドは、リスナーにパワーを与え、鬱な気分を一掃してくれる。
07Time Machine (Japanese version)
“未来の僕はがんばってるかな。笑ってるかな。夢を追いかけているかな……”と、未来の自分の姿を思い描きながら、前に進み続ける青年を描いたリリックがほほえましい。希望と夢がいっぱいのキュートなナンバーだ。
08The Street
韓国でリリースされたアルバムからの抜粋曲。正統派ミディアム・バラードをメンバー全員がクセのないヴォーカルで見事に歌い上げている。別れた恋人を、なおも愛しく思う男性の切なさを綴ったリリックが、胸をジンとさせる。
09Sun Flower〜Happy Birthday〜
神話から届けられたポップなバースデイ・ソング。一年で一番大切な日を迎えた特別な人にプレゼントしたい一曲だ。“君はひまわり 生まれてきてくれてありがとう”という真っ直ぐなメッセージを聴くと、それだけで幸せでいっぱいになれる。
10weak〜君を失くして
大人の色気たっぷりの楽曲だが、しっかりと歌いこなせる実力を証明するクールなナンバー。去って行った恋人への未練に苦しむ男性の心情が、メンバーの歌声によく表われていて、切なさや痛みがダイレクトに伝わってくる。
11YOU'RE MY EVERYTHING
韓国での8thアルバムからの抜粋曲。シンプルなメロディ・ラインとそれを壊さないように優しく歌うメンバーの歌声に癒されるナンバー。別れても見守り続ける……というベタな歌詞は、韓流ドラマの世界を見ているかのよう。
12ONCE IN A LIFETIME (English version)
韓国SBS『ワールドカップ2006』テーマ・ソング。どこまでも広がる海を思わせる、壮大感あふれるスロー・バラード。分かりやすいメロディと多くのリフレインがキャッチーさを増して、中毒性は高い。クライマックスのドンワンのヴォーカルが絶妙。
13Shooting Star (Yukihiro Fukutomi Remix)
イントロの無機質なデジタル・シーケンスが印象的なスタイリッシュ・ナンバー。神話の韓国での7枚目のアルバムに収録されていた原曲を、DJクリエイター福富幸宏がリミックス。さまざまなジャンルの音楽に挑戦し続ける神話の心意気が見えてくる。
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