JIN AKANISHI / JAPONICANA
- アーティスト:
- 原題:
JAPONICANA
- ジャンル:
国内ロック&ポップス
- レーベル:
ワーナーミュージック・ジャパン
- 規格品番:
WPCR-14451
- 価格:
3,142 円(税込)
- 発売日:
- 取り扱い店:
ミニ・レビュー
数年前からアメリカを拠点に活動している赤西仁の全米デビュー・アルバム。R&Bやソウルのテイストを色濃く残したダンス・ポップ・サウンドは非常にアメリカナイズドされており、ターゲットは日本だけではなく世界といった彼の目指す方向性が強烈に示されている作品だ。
ガイドコメント
赤西仁の全米デビュー・アルバム。“ジャポニカーナ”と銘打ったタイトルには、日米を股にかける赤西ならではの強い意志と矜持が表われている。ジェイソン・デルーロを迎えた「TEST DRIVE」やステレオタイプス制作の第2弾シングルほかを収録。
収録曲
01SUN BURNS DOWN
“JIN AKANISHI”名義としては2枚目となるシングル。4つ打ちのビートでグイグイと引っ張るアッパーなダンス・チューンだ。“太陽が燃え尽きるまで愛し合おう”と、大人びたセクシーな表現とともに力強く歌い上げる。
02CALIFORNIA ROCK (FEAT.PROPHET)
MCのプロフェットをゲストに迎えてのダンサブルで攻撃的なナンバー。近未来的なスペーシーなサウンドをバックに、エフェクトを効かせたヴォーカルが映える。縦横無尽にキワドイ歌詞を連発するプロフェットのラップもクール。
03THAT'S WHAT SHE SAID (FEAT.UFFIE)
ヨーロッパのクラブ・シーンを中心に高い人気を誇る女性シンガー、アフィを迎えてのナンバー。若干ファニーなビートの上で繰り返される言葉遊びとキワドイ言葉の応酬。グルグルと独特の高揚感を与えてくれる。
04LIKE YOU
ピアノの幻想的なフレーズで幕を開けるゆったりとしたR&B。“誰も君みたいに、僕たちみたいにやれやしない”と囁くように韻を踏みつつ、クライマックスではエモーショナルに伸びる見事なヴォーカルも堂に入ったもの。
05SET LOVE FREE
パーカッシヴなビートにシンセサイザーのアンサンブルが優しく絡むミディアム・ナンバー。うまくいかない二人のために“愛を解放”するけれど、きっと君は僕の腕の中に戻ってくるはずなんだ……と優しく、けれど熱っぽいヴォーカルが響く。
06APHRODISIAC (FEAT.STATIC REVENGER)
アメリカ西海岸ハウス・シーンの大御所、スタティック・リヴェンジャーを迎えてのテンション高めのハウス・チューン。“媚薬”を意味するタイトルのとおり“君のおかげで最高にハイな気分だ”と歌う。太く響くボトムが心地よい。
07OOWAH
ドリーミーなシンセサイザーのフレーズと、どこかラテンのフレイヴァを感じさせるビートのコントラストが楽しいミッド。君と過ごす時間がもたらす言葉にできないハッピーな気持ちを“ウーワー”というシャウトに託す。
08TEST DRIVE (7TH HEAVEN MIX) (FEAT.JASON DERULO)
記念すべき全米デビュー・シングルはジェイソン・デルーロを迎えての王道ダンス・ナンバー。二人のヴォーカルの相性は抜群で、“J.R.”ロテムのプロデュースによる和のテイストをさりげなく盛り込んだサウンドも絶妙だ。
09TELL ME WHERE
君は心をくれたけど、愛はどこにあるの? と、恋に引き裂かれた男心をエモーショナルに歌い上げる『JAPONICANA』日本盤ボーナス・トラック。クオリティの高いサウンドはもちろん、悲痛な叫びにも似たストーリーを見事に描き出すヴォーカルが見事。
10YELLOW GOLD
1stアルバム『JAPONICANA』の日本盤ボーナス・トラック。2010年に行なわれた全米ツアー・タイトルにも用いられた“イエロー・ゴールド”をモチーフに、愛しい君への想いを語りかける。高く甘めのヴォーカルも抜群。
11MAGNITUDE
1stアルバム『JAPONICANA』の日本盤ボーナス・トラックとして収録のアップ・テンポのハウス・ナンバー。“マグニチュード”というタイトルから想起される体を揺り動かすような攻撃的なビートに加え、エフェクトをかけたヴォーカルやピアノの味付けも効いている。
12BODY TALK
1stアルバム『JAPONICANA』の日本盤ボーナス・トラックとして収録のメロウなR&Bナンバー。“「愛してる」以外の言葉が見つからない”という甘く響く歌詞に負けぬほど、セクシーで魅力的なヴォーカルにやられる。