ターンテーブルによるスクラッチ・ノイズや手拍子といったスパイスが絶妙にちりばめられた、キレの良いポップ・ロック・ナンバー。途中で、掛け声のように入るラップがなんともお茶目な、“ドリーマー”へ向けての応援歌。

アコースティック・ギターをフィーチャーしたピースフルなナンバーで、平和に対するメッセージを親しみを込めて歌い上げている。温かくポジティヴなオーラがあふれるオーガニックなサウンドに、自然体の心地良さが漂っている。

好きな人の誕生日が近づくにつれ、浮き足立っていく気持ちを綴ったバースデイ・ソング。軽快なギターに乗せて、“君の誕生日”までの1週間を月曜日からカウントダウンしていく。うなるようなベースの低音が、楽曲を野太く支えている。

歯切れの良いスカのテンポに乗せて、今を楽しみ、「なにごとにも前向きな“スーパーウーマン”でいよう」と歌うナンバー。“ピクルス”ではじまる等身大の歌詞がキュートで、口笛のように身軽なホーンの響きが、気分をほぐしてくれる。

「キシリサプリCのど飴」CMタイアップ曲。初めての片思いのウキウキ感と玉砕前提の切なさを歌った、ミディアムなラブ・ソングだ。重なり合うホーンにストリングスがちりばめられ、甘酸っぱい青春模様を盛り上げている。

“ウーハー”という掛け声とともに、ポップでパンキッシュなバンド・サウンドが弾けるナンバー。合いの手を打つようにねじ曲がったギターを鳴らしながら、八つ当たりで叩き動かなくなったトースターから「当たり前に思う幸せを見つめ直すことが本当の始まり」だと気付かされたと歌う。

「“ツッパリ兄ちゃん”も“イカした姉ちゃん”も無礼講で朝まで踊ろう！」と歌う、気取らずに楽しめるゴキゲンなパーティ・ソング。お気楽なスカから、突然チャック・ベリー風のロックンロールが炸裂する展開が面白い。

スカのリズムとハードなロック・サウンドが掛け合うように展開していくナンバー。サビでは明快なホーンの旋律とソリッドなギターが寄り添うように鳴り響き、2人の“LOVE STORY”を盛り上げていく。間奏で炸裂するドラムが印象的だ。

ファンとの出会いを求め、ワゴンで旅をしながら歌い続けようという、“ヤムオレ”の姿勢をテーマにしたようなポップ・ナンバー。ガールズ・スカ・パンクの筆頭株らしく、特に間奏パートでのごきげんに飛び跳ねるホーンは堂々たるもの。

つま弾かれるギターとともにそっと歌い出すバラード。哀愁漂うギターの音色と伸びやかな歌声から、夕暮れ時の街の景色が浮かんでくるようだ。体温まで伝わってくる歌声と間奏の泣きのギターが胸に残るナンバー。

メロディアスなホーンの響きが、春のポカポカとした陽気を運び込むような、のどかな雰囲気を醸し出すナンバー。風通しの良いバンド・サウンドがメロディをいっそう軽快に響かせて、爽やかな希望を感じさせる楽曲となっている。