ミニ・レビュー
79年に発表したロック・オペラ形式作品の紙ジャケ再発盤。鬼才の創作意欲が止まらなくなった時期の一枚で代表作とは言い難いものの、ついにレゲエまで呑み込んでしまった膨大な音楽情報を得意の皮肉たっぷりのコンセプトでまとめた才気閃く佳作である。
ガイドコメント
大好評のフランク・ザッパ紙ジャケ・シリーズの第3弾。ロック・オペラの超大作で、ザッパ流黒人音楽の総括ともいうべきバイオニック・ファンクというコンセプトを持った作品。79年発表。
収録曲
01THE CENTRAL SCRUTINIZE
02JOE'S GARAGE
03CATHOLIC GIRLS
04CREW SLUT
05FEMBOT IN WET T-SHIRT
06ON THE BUS
07WHY DOES IT HURT WHEN I PEE?
08LUCILLE HAS MESSED MY MIND UP
09SCRUTINIZER POSTLUDE