ミニ・レビュー
今やBENNIE Kをソウル/R&Bという範疇にくくってしまうこと自体がナンセンス。11枚目のシングルの冒頭から流れてきたのは、軽快な調べを奏でるバンジョーの旋律。カントリー&ウェスタンとBENNIE Kとのコラボにより描きあげた、音楽のワンダーランドが幕を開ける。
ガイドコメント
2006年11月発表の通算11枚目のシングル。ヒット曲「Dreamland」以来、着実にファンを増やしている彼女たちの充実ぶりがうかがえる好ナンバーだ。カップリングには、auのCMソングの「SATISFACTION」を収録。
収録曲
01Joy Trip
“新たな旋律との出会い”をテーマにした2006年のシングル。軽やかなバンジョーの音色に乗って、カントリー&ウェスタン・テイストのメロディ・ラインが響きわたる、斬新にしてオーセンティックなナンバーに仕上がっている。
02SATISFACTION
ローリング・ストーンズによる1965年の超名曲のカヴァー。2000年代のクラブ・ミュージック的ダイナミズムを感じさせるビートとラップをフィーチャーすることで、まったく新しい表情を与えることに成功している。