ガイドコメント
最初の音から最後の音まで集中力が切れることなく、高い音楽的緊張の中で魂が燃焼していく過程を追体験していくような、底知れぬエネルギーに満ち満ちた名演奏。聴き終わると、心地よい疲労感が。
ミニ・レビュー
リヒターの「ロ短調」は先に'69年(1)日本公演ライヴがCD化されたが、これはその8年前のスタジオ録音。恐しいほど求心的演奏で、テンポも'69年盤より遅目。しかも当時考えられる最高の教会音楽歌手を集めている。旧全集による演奏のため細部に違いがある。
演奏
カール・リヒター指揮 ミュンヘン・バッハ管弦楽団 & 合唱団 マリア・シュターダー(S) ヘルタ・テッパー(A) エルンスト・ヘフリガー(T) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ,キート・エンゲン(BS)