ミニ・レビュー
1968年、ピリオド奏法による演奏の先駆けとなった録音。彼らしいアクセントの効いた表現は、当時の聴衆には衝撃だった。左右の分離を明確にした録音の仕方といい、半世紀前を知る記念碑的なアルバムだ。彼がいなかったら20世紀後半の音楽事情はまったく違っていただろう。
ガイドコメント
ピリオド楽器による世界初録音となったJ.S.バッハ「ミサ曲」。徹底した時代考証を経て、当時の響きを再現するだけでなく、バッハの理想とした響きに近づけたという刺激に満ちた演奏だ。
演奏
ニコラウス・アーノンクール指揮 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス ウィーン少年合唱団 コルス・ヴィエネンシス ロートラウト・ハンスマン,飯山恵巳子(S) ヘレン・ワッツ(A) クルト・エクヴィルツ(T) マックス・ファン・エグモント(BS)