ミニ・レビュー
モダン&バロック・ヴァイオリンの両刀使いとして知られる大御所ジュリアーノ・カルミニョーラがバッハの無伴奏を録音。切れ味はあくまで先鋭なのだが、懐が深くて研ぎ澄まされた感性が聴き手のイマジネーションを掻き立てる。バロック演奏の枠を超えたカルミニョーラ独自の世界。
ガイドコメント
2013年のヴァイオリン協奏曲以来となる、バロック・ヴァイオリンの名手、カルミニョーラによる無伴奏。出すアルバムごとに新たな世界を聴かせてくれる、カルミニョーラの新たなバッハの世界が広がる。
収録曲
J.S.バッハ:
[Disc 1]
01無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV1001
02無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調BWV1003
03無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調BWV1005
[Disc 2]
01無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調BWV1002
02無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004
03無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006