ミニ・レビュー
チョン・キョンファにとって15年ぶりのセッション録音。バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」の全曲録音は初めて。このバッハにおいても彼女らしい節まわし、独特の間合い、情熱、激しさ、濃密さ、何かをえぐり出すような苛烈な表現が満喫できる。
ガイドコメント
ヴァイオリン界のレジェンド、チョン・キョンファがワーナークラシックスとの専属契約第1弾としてリリースしたバッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」。15年ぶりのスタジオ復帰作で、彼女の“現在”の境地を堪能することができる。
収録曲
J.S.バッハ:
[Disc 1]
01無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV1001
02無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調BWV1002
03無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調BWV1003
[Disc 2]
01無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004
02無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調BWV1005
03無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006