ミニ・レビュー
ダニエル・ロザコヴィッチは2001年ストックホルム生まれ。2017年にはゲルギエフ&PMFオケとの共演で日本の聴衆にも強い印象を残した。冴えた技巧と美音の持ち主。ソロ・デビュー・アルバムであえてバッハ、しかも最後に「シャコンヌ」を持ってきた意図がわかる、よく考えられた演奏。
ガイドコメント
2001年ストックホルム生まれのヴァイオリニスト、ダニエル・ロザコヴィッチのドイツ・グラモフォン・デビュー・アルバム。バイエルン放送交響楽団室内管弦楽団との共演によるバッハの協奏曲第1番・第2番に加え、無伴奏パルティータ第2番を収録。
収録曲
J.S.バッハ:
01ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲第2番ホ長調BWV1042
02ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲第1番イ短調BWV1041
03無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004
演奏
ダニエル・ロザコヴィッチ(VN) (1)(2)バイエルン放送交響楽団室内管弦楽団 オルガ・ワッツ(HC)