ミニ・レビュー
ザ・ヴァーヴ時代はUKロック“バブル”の寵児という印象があった人だが、ソロ3作目ともなると、キンクス〜ポール・ウェラーと継承されてきた、英国ローカルの匂いがそこここに。歌声が陰鬱なのは時代性と持ち味、両方だろう。本人による曲解説付き。
ガイドコメント
元ザ・ヴァーヴのヴォーカリストの2006年発表の3rdアルバム。本人が「自分でも満足している」という自信作で、ハイ・クオリティで味わい深いナンバーが満載。聴くほどに深みを増す彼の情感豊かな歌声が聴きどころ。
収録曲
01WHY NOT NOTHING?
02MUSIC IS POWER
03BREAK THE NIGHT WITH COLOUR
04WORDS JUST GET IN THE WAY
05KEYS TO THE WORLD
06SWEET BROTHER MALCOLM
07CRY TILL THE MORNING
08WHY DO LOVERS?
09SIMPLE SONG
10WORLD KEEPS TURNING
1175 DEGREES