2015年発表の4thアルバム『KIS-MY-WORLD』の冒頭を飾るインストゥルメンタル。英語のナレーションが入り、テレビ番組のオープニングを彷彿とさせる。これからスタートする“物語”のワクワク感を煽るサイバーなEDMだ。

爽快なサビのヴォーカル＆コーラスとがなるようなラップのギャップにドキリとさせられるダンス・チューン。バキバキのEDMと爽快かつキャッチーなメロディのギャップもまた心地よく、ギャップの二重構造によりメリハリのある仕上がりとなっている。

畳み掛けるようなドラマティックなメロディの“キラー・チューン”の名がふさわしいダンス・ナンバー。噛みしめるような力強いヴォーカル＆ラップとインパクト大の言葉を並べた詞に釘付けになること必至。本人出演のグリコ「Watering KISSMINT」CMソング。

玉森裕太主演のテレビ朝日系ドラマ『信長のシェフ』主題歌に起用のダンス・チューン。Jazzin'parkが作詞と編曲を担当。クラシックの要素を取り入れた、優雅かつセンチメンタルな旋律に心が掴まれること間違いなし。

緊張感のある4つ打ちのEDMサウンドに流麗なメロディを乗せたダンス・チューン。編曲はCHOKKAKU。“ついておいでよ”と誘う疾走感あふれる歌詞に、いてもたってもいられない、走り出したい気分にさせられる。

息の合ったヴォーカル＆コーラスが心地良い、爽快なミッド・バラード。時折挟み込まれるホーンの音色がアーバンな80's的気分を演出する。Jazzin'parkが編曲を担当。コーワ「ホッカイロぬくぬく当番」CMソング。

愛を誓う朗読からスタートするスウィートなラヴ・ソング。片思い中の男性が好きな人を想う切ない気持ちを湛えた歌詞を、キャッチーかつ切ないメロディに乗せて歌う。間奏のピアノのジャジィなアレンジが楽曲に深みを与えているのも印象的だ。

“横尾渉＆藤ヶ谷太輔”名義の、ゴージャスなホーンの音色に心が弾むビックバンド調のゴキゲンなパーティ・チューン。飼い主とペットのラブラブな状態を描きつつ、それは恋人同士にも置き換えられる。平和すぎる、のほほんとした雰囲気が最高。犬派必聴。

“玉森裕太＆宮田俊哉”名義の、ヴォコーダーを使ったサイバー感のあるポップ・チューン。爽やかなメロディとEDM要素を取り入れた4つ打ちのサウンドが疾走感を演出している。歯の浮くような台詞もサラッと言ってしまう、実は濃厚なラヴ・ソング。

“二階堂高嗣＆千賀健永”名義のファンキーなダンス・チューン。思わずノリノリになってしまう緻密な構造の、楽曲のクオリティの高さにうなる。二階堂の男気あふれるがなるラップと千賀の流麗なヴォーカルのギャップも最高。

“北山宏光＆藤ヶ谷太輔”名義の美しいラヴ・バラード。タイトルどおり、愛する人への真摯な思いを綴った歌詞が胸に沁みる。二人のヴォーカルは優しさと必死さを同時に感じられ、それが妙にリアルで好感が持てる。

ノリノリのラップからスタートするダンス・チューン。ジャジィな旋律あり、高速EDMもありの、目まぐるしいドラマティックな展開だ。Jazzin'parkが作詞・作曲・編曲を担当。コーワ「虫よけ当番」CMソング。

ゴスペル要素のある、盛りだくさんのコーラスがゴージャスでハートフルに彩りを添えるポップ・チューン。両手いっぱいの希望を精一杯歌った歌詞も、実に爽快だ。DHC「薬用アクネコントロール」2014年CMソング。

太陽のように明るいメロディとヴォーカルが耳を引く。鈴木おさむが手がけた、単に明るいだけじゃない役に立つ“自己啓発”な内容の歌詞にはただ頷くばかり。タイトルよろしく感謝の気持ちを誰かに伝えたくなる、心温まるのポップ・チューンだ。

愛と平和を訴える歌詞を美しいメロディに乗せた、壮大なロッカ・バラード。甘ったるいにもほどがあるほどストレートに愛を綴っているが、明るく真剣なヴォーカルが爽やかに演出している。作詞・作曲・編曲はCOSMIC CODE。