カーリー・レイ・ジェプセン / キス

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CD
ガイドコメント
カナダ出身、ジャスティン・ビーバーに見出されたシンガー・ソングライターのメジャー・デビュー・アルバム。英米はもちろん世界中でヒットした「コール・ミー・メイビー」やアウル・シティーとのコラボ「グッド・タイム」などを収録。
収録曲
01TINY LITTLE BOWS
キューピッドの弓矢はちゃんと私が望む人の心に届くかしらと、やきもきする気持ちを綴ったポップ・ダンサー。サム・クック「キューピッド」を拝借して出会ったばかりの初々しい恋心をリズミカルでカラフルに演出したのは、ダラス・オースティンとコーリー・エネミー。
02THIS KISS
ドキドキさせる高揚感に満ちたダンサブルなポップで、ヴォーカルもキュート。ただ、詞は“お互いに相手がいてもあなたとのキスは逃したくないの”という大胆な口説きソング。“彼がいる女の子とのキスは緊張感あるでしょ?”というあたり、小悪魔的な魅力がたっぷり。
03CALL ME MAYBE
マリアナス・トレンチのジョシュ・ラムゼイと手掛けたダンサブルなポップ・チューン。ジャスティン・ビーバーのツイートから注目され、一気に2012年の代表曲となる大ヒットとなった。目当ての彼に電話番号を渡して“電話してね?”という積極的な女の子を歌う。
04CURIOSITY
切なさとセンチメンタルをはらんだドラマティックな展開は、マドンナやカイリー・ミノーグあたりの王道ポップを思わせる。あなたへの好奇心が止まらないという悩ましい恋心を、狂おしい表情で吐露する。制作はダラス・オースティンほか。
05GOOD TIME
アウル・シティーを迎えたサマー・パーティ・チューンで、制作はアウル・シティーのアダム・ヤング。青春ポップ・ロック風な“ウォウウォウ”のキャッチーなフックが清々しい。難しいことを考えず、楽しく過ごそう! と後押ししてくれる。
06MORE THAN A MEMORY
私たちは思い出以上の存在になれるかしら? 失ってはじめて大きな存在と気づいた彼を目の前にしての、心からの願いを歌う。センチメンタルなメロディとどこか心細さを携えた歌唱がいじらしい。プロデュースはマシュー・コーマ。
07TURN ME UP
EDM調の4つ打ちダンサーに乗せて描かれるのは、恋人から友達の関係へ戻ってしまったやるせない気持ちを上向きにしたいという願い。ヴォーカルからもどこかもどかしさのようなものを感じる。制作はジョシュ・アブラハムとオリジー。
08HURT SO GOOD
クラップ・ビートが弾けるイントロから陽気なリズムで展開する、マシュー・コーマによるキャッチーでダンサブルなナンバー。あなたを手放したくない! と祈る歌だが、雰囲気はどこまでもガーリーでポジティヴ。ポップでゴキゲンな歌唱も魅力だ。
09BEAUTIFUL
カーリーを世界的なブレイクへ導くツイートをしたジャスティン・ビーバーを迎えた、トビー・ガッド制作曲。元来得意のフォーキーなミディアム・ポップに乗せ、別れた後で互いに“私にとって完璧な人”と想う甘酸っぱい感情を歌う。寄り添うような二人の歌唱が優しい。
10TONIGHT I'M GETTING OVER YOU
友達以上恋人未満の微妙な関係でやきもきする女子が、“今夜はあなたなんか乗り越えてやる”と意地を張る決意ソング。マックス・マーティンによるEDM仕様のポップ・ダンサーで、吹っ切れたようなヴォーカルとマッチしている。
11GUITAR STRING/WEDDING RING
タイトルは“ギターの弦を切り取って結婚指輪のようにはめるわ”というプロポーズの要求から。アコギを爪弾くバラードではなくガーリーなアッパー・ポップで、“言ってる意味わかるよね?”と迫る女性上位なラヴ・ソングだ。制作はジョシュ・ラムゼイ。
12YOUR HEART IS A MUSCLE
トビー・ガッド制作による悲しみの影を落とすようなセンチメンタルなピアノ・アレンジが印象的なミッド。あなたの心は筋肉だから私の気持ちを受け入れるためにワークアウトさせなきゃと、祈るように歌う。彼への募る想いがあふれた切ないラヴ・ソングだ。
13DRIVE
ダラス・オースティン、マイティ・マイクのプロデュースによるディスコ・ポップ・チューン。お目当てのカレにとことん惚れちゃった恋心を、猛スピードで愛へとドライヴしたいと表現。ヴォーカルもウキウキとしていて、実にラヴリーだ。
14WRONG FEELS SO RIGHT
今夜あなたとどうにかなってしまいそうと、目の前にいるカレを想う興奮が抑えきれない様子を描いたナンバー。ゴーンロックのプロデュースによるEDMスタイルのダンサブルなトラックも、その気持ちの高ぶりに一役買っている。
15SWEETIE
クラス・アーランド制作によるティーン・ポップ。違うところへ向かっていた二人が事故のようにぶつかったら、“8thワンダー(8番目の不思議)”=恋が生まれたのよ、とときめく心を口ずさむ。ハッピーなオーラで包み込まれそうだ。
16I KNOW YOU HAVE A GIRLFRIEND
バブルガム・ポップ風のサウンドに乗せ、“彼女がいるって知ってるんだから!”と応える女の子。でも、よく聴くと“私を彼女にしてくれない?”と逆告白。リズミカルな“TE-TE-TEETH”のフレーズがキュートなナンバーだ。
17ALMOST SAID IT
マシュー・コーマによるゆったりとした時の流れを作るアコギを配したミディアム・スロー。ほとんど言いかけてたのに言えなかった……愛する気持ちを胸に秘めながら、フリーじゃないカレとの微妙な関係をしみじみと語る。消え入りそうな歌唱が印象的だ。
18MELT WITH YOU
サウンドにも歌唱にも甘酸っぱさが充満した4つ打ちダンス・ポップ。二人が良かった頃に戻ることができれば、一緒に溶け合えるはずよ……と、周りが見えなかったこれまでの自分から脱しようとする気持ちを綴る。キャッチーな展開が魅力。
(16)(17)(18)ボーナストラック
封入特典
  • 解説・歌詞・対訳
アーティスト
  • カーリー・レイ・ジェプセン
    1985年11月21日生まれ、カナダ・ブリティッシュコロンビア州ミッション出身のシンガー・ソングライター。2007年のTV番組『カナディアン・アイドル』で3位入賞後、翌2008年に『タグ・オブ・ウォー』でアルバム・デビュー。ジャスティン・ビ……
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