ガイドコメント
ジャニーズの人気8人組グループの1stフル・アルバム。哀愁ポップ・チューン「F・T・O」などのほか、関西人らしさと和風テイストにあふれた彼ららしいナンバーが満載。
収録曲
[Disc 1]
01F・T・O
岸和田育ちで祭り好き、年に一度の“だんじり祭り”へ男を懸ける。まさにこれぞ、大阪人気質。和の香りも注いたファンキーなビートへ乗せ、男の心意気を通して大阪人の魅力を力強く歌う、アルバム『F・T・O』のオープニングを飾るタイトル・ナンバー。
02悲しい恋
演歌のような風情さえ漂う歌。そんな哀愁味を帯びた曲調を主軸へ据えつつ、歌メロへ絡みあうラップの声が、切々とした恋物語へいなせな男の心模様を彩っていく。つらい恋さえも男の糧として生きていく様にグッとくる。
03大阪ロマネスク
梅田駅、御堂筋、難波、戎橋など大阪を彩る名所を歌詞へ据えながら、大阪の街を舞台にした恋物語をロマンチックに唄いあげていくミッドバラード作。大阪の人や街並がもたらす切々とした恋心を、つい夢想してしまう。
04太陽の子供
誰だって太陽の子供。輝きに満ちて生まれる。その言葉が、挫けそうな弱い心へ強い勇気をくれる。軽快に弾む楽曲へ乗せ、「頑張って」という想いを優しく笑顔で唄いかけていく彼ら。その歌声に元気をもらえた気分。
05Carnival
冒頭を飾るコーラスにフッと優しく癒された気分になる。終わりは新しい明日への始まりだから、今はたとえ落ち込んでもまた笑おうよというメッセージが、すぐ側で大切な親友に励まされた気分にさせてくれる元気ソング。
06無限大 (KJ1 mix)
友情・真実・夢・希望・幸せ・笑顔・勇気……。そんな想いを与えてくれるのも、大切な仲間がいるからこそ。共に歩み続けてきた仲間に対する感謝の想いを、リアリティあふれる言葉を通し唄いあげていく。心に勇気が沸いてくる歌だ。
07果テナキ空
ファンキーでソウルフルなホーン・セクションによる軽快な幕開け。爽やかな風を抱かせる楽曲に乗せ、今度出会う時までにお互い強い自分になっていようとメッセージしていく。弱気になった心へ小さな勇気を与えてくれる軽快な楽曲だ。
08Heat is on
スタイリッシュ&ファンキーなグルーヴに乗せ、恋した人へ「一緒に走り出そうよ」とクールに想いを投げかけゆく。秘めた感情は熱いのに、さりげなく気持ちを伝えていくはにかんだ姿勢。そんな裏腹で格好つけたがりな男心に、熱く共感。
09ミセテクレ
激しいギター・サウンドが炸裂。クールに言葉を突き刺していくラップと、熱唱していく歌声とのコラボレート作。関ジャニ∞にしては珍しい、ハード・エッジな香りを満載した楽曲だ。愛した人が僕に魅せるのは表裏どちらの顔?
10桜援歌 (Oh!ENKA) (KJ1 mix)
アニメ『忍たま乱太郎』のエンディング・ナンバーに起用された楽曲。琴や横笛など和な香り誘う旋律へ乗せ、「一緒に夢や花を咲かせよう」という想いを高らかに唄いあげていく。冒頭のセリフは、まるで立身出世風な舞台演劇のよう。
11それでイイんじゃない
心地良く身体揺らすファンキーなグルーヴに乗せ、「季節が変わるたび一つ一つ歓びを重ねあげていこう」と、愛した人とともに歩んでいく気持ちを描写。愛しき人へ愛を語るよう唄いかけていく姿に、グッと心をつかまれる。
12ONE
本当は逃げ出したい。でも手を伸ばせばつかみとれる想いだから、恐れず立ち向かっていこう。恋愛でも仕事でも、誰もが人生の中で何度かぶち当たる超えたい障壁。そんな壁を乗り越えようという意識を、激しい音に乗せて熱唱するナンバー。
13大阪レイニーブルース (ver.KJ1)
思いきりレトロでブルースな昭和歌謡歌ナンバー。関西ブルースが持ついなせでワビサビな味わいを、関ジャニ∞のメンバーたちが関西弁交じりの語り調な唄い方も交えながら熱唱。破れた恋に想いを馳せる男心が、胸に痛い。
14好きやねん、大阪。
「ほんでもってそいでまいどあり」。商人発祥の地である大阪人の気質を、メンバーの会話風な歌が織りなす日常風景を通し、愛情たっぷり&コミカルに描写するナンバー。さりげなく関西人気質の見えてくるところが「好きやねん」。
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