ミニ・レビュー
バロック時代のフランスとドイツを代表する4人の作曲家の作品を収録。遠いようで、実は密接に影響を与え合っていた4人の音楽家たちの音楽を通した交流をじっくりと味わえる盤。磯村の演奏は軽やかでありながら旋律線の流れが明快な演奏であり、それぞれの作品の魅力を丁寧に引き出している。
収録曲
01組曲へ調FbWV604a (フローベルガー)
02組曲イ調 (L.クープラン)
03「アリアドネ・ムジカ」〜プレリュードとフーガ へ長調 (フィッシャー)
04平均律クラヴィーア曲集第1巻〜へ長調BWV856 (J.S.バッハ)
05「アリアドネ・ムジカ」〜プレリュードとフーガ ホ長調 (フィッシャー)
06平均律クラヴィーア曲集第2巻〜ホ長調BWV878 (J.S.バッハ)
07組曲ハ調FbWV612〜ローマ王フェルディナント4世陛下のいとも悲しき崩御に寄せる哀歌 (フローベルガー)
08平均律クラヴィーア曲集第1巻〜ハ長調BWV846 (J.S.バッハ)
09平均律クラヴィーア曲集第1巻〜ト短調BWV861 (J.S.バッハ)
10平均律クラヴィーア曲集第2巻〜ト短調BWV885 (J.S.バッハ)