ミニ・レビュー
デッカ・レーベル移籍が決まった村治の、ビクター在籍中の10年間を集大成したベスト盤で、本人自らが選曲している。7枚のCDアルバムのうち、93年のファースト・アルバムから99年の6枚目まで、ほぼ年代順に並べている。演奏にはやっぱり、余裕が出てきている。★
ガイドコメント
デビュー10周年を記念して、村治佳織が自ら選曲したベスト盤。デビュー・アルバム『エスプレッシーヴォ』から『レスプランドール』までの音源を収め、ブックレットも豪華なファン必携アイテムだ。
収録曲
01カプリスNo.24 (パガニーニ/福田進一編)
02秋の木の葉 (コスト)
03カプリスNo.7 (レニャーニ)
04ムッシュー・アルメイン (バッチュラー)
05グリーンスリーヴス (カッティング編)
06ソナタop.1-15〜アダージョ (ヘンデル/福田進一編)
07ソナタK.1 L.366 (D.スカルラッティ/ブローウェル編)
08小麦畑にて (ロドリーゴ)
09祈りと踊り (ロドリーゴ)
10ファンダンゴ (ロドリーゴ)
11森に夢見る (バリオス)
12はちすずめ (サグレーラス)
13カヴァティーナ (マイヤーズ/J.ウィリアムズ編)
14マイ・フェイヴァリット・シングズ (ロジャース/スターク、佐藤弘和編)
15サンバースト (ヨーク)