ミニ・レビュー
前作『アフロディジア』から欧米ではブルーノート所属になったマーカス・ミラー。3年を経てリリースされた本作は、自身のベースを全面にフィーチャーしつつも、ファンクからバラードまでを織り交ぜたバラエティ豊かな構成。「ケ・セラ・セラ」には、スライへの限りない敬愛を感じた。
ガイドコメント
ジャズ・ベースの大物、マーカス・ミラーの3年ぶりとなる2018年のオリジナル作。今日的なアーバン・ミュージックにフォーカスし、トロンボーン・ショーティやベルギーのセラ・スーといった才人を起用している。
収録曲
01TRIP TRAP
02QUE SERA SERA
037 - T'S
04SUBLIMITY 'BUNNY'S DREAM'
05UNTAMED
06NO LIMIT
07CONVERGENCE
08SOMEONE TO LOVE
09KEEP 'EM RUNNIN
10PREACHER'S KID
演奏
マーカス・ミラー(EL-B,G,KEY,BS-CL,VO,AS) マーキス・ヒル(TP) アレックス・ハン(AS) ブレット・ウィリアムス,ミッチ・ヘンリー(KEY) アダム・アガティ(G) アレックス・ベイリー(DS,PERC) ルイス・ケイトー(DS) チャールス・ヘイズ(DS,PROG) ジュリアン・ミラー,セラ・スー,TAKE6(VO) トロンボーン・ショーティ(TB) ジョナサン・バトラー(G,VO) カーク・ウェイラム(FL,TS) 他