ミニ・レビュー
6ヵ国語の歌詞を付して歌われるクラシック作品集。言葉を素材に留め、透明なアンサンブルとアレンジは、ついに海外の名グループを凌駕する水準にまで高まった。グループの美質が、これまででもっとも強く表われている。書上奈朋子“作詞”による(7)がユニーク。★
ガイドコメント
クラシックのア・カペラ・グループ、アンサンブル・プラネタの7枚目のアルバム。クラシックをベースに、ヨーロッパ民謡、日本歌曲、ポップスを融合させた、プラネタならではの1枚に仕上がっている。
収録曲
01だったん人の踊り (ドヴォルザーク)
02交響曲第9番「新世界より」〜ラルゴ (ドヴォルザーク)
03交響曲第40番〜第1楽章 (モーツァルト)
04浜辺の歌 (成田為三)
05パヴァーヌ (フォーレ)
06春の日の花と輝く (アイルランド民謡)
07威風堂々第1番 (エルガー)
08ジムノペディ第1番 (サティ)
09ハンガリー舞曲第5番 (ブラームス)
10恋はみずいろ (ポップ)
11子守唄 (ブラームス)
12スカイ・イズ・ザ・スカイ (書上奈朋子)
13牧歌 (「種山ヶ原の夜」挿入歌)