ミニ・レビュー
スペイン系フランス人のガルシアは22歳。すでにいくつもの国際コンクールで優勝を重ねている逸材。デビュー・アルバムは、自身のルーツを探るかのような選曲にしたかったという。思い入れの深さは丁寧な音楽作りへと昇華し、ニュアンス豊かな表現を生み出している。次代を担うギタリストだ。
ガイドコメント
フランス生まれの若手ギタリスト、ティボー・ガルシアのデビュー・アルバム。天才的感性で数多くのコンクールを制覇、世界中のコンサート・ホールから出演を嘱望される名手。ピアソラ、アルベニスなどクラシック・ギターの王道作品を中心に収録されている。
収録曲
01スペイン組曲第1番op.47〜アストゥリアス/セビーリャ (セビリャナス) (アルベニス)
02バスクの歌op.19 (マンホーン)
037つのスペイン民謡 (ファリャ)
04祈りと踊り (ロドリーゴ)
05ブエノスアイレスの四季 (ピアソラ)
06アルハンブラの思い出 (タレガ)
演奏
ティボー・ガルシア(G) (3)エドガー・モロー(VC)