ミニ・レビュー
サウンド・プロデューサーに渡辺善太郎を迎えた9枚目のシングル。あふれ出す葛藤と衝動を、エモーショナルなヴォーカルに託す。うねりながら迫ってくる高音域は圧巻。今までとは違ったアプローチで、新たなSALYUを感じることができる強靱なロック・チューン。
ガイドコメント
女性シンガーとして実力を伸ばし続けるSalyuの9枚目となるシングル。自身が作詞を手がけ、作曲にも携わったロック・ナンバーで、圧倒的なパワーを与えてくれる仕上がりだ。その歌声も高らかに響きわたっている。
収録曲
01LIBERTY
プロデューサーに渡辺善太郎を迎え、新たなる世界へ。Salyuが自身を超えるために、叫び、葛藤する。うねるようなハイトーン・ヴォイスがエモーショナルに響き、それをとりまくバンド・サウンドに、弦、グロッケンの音色が彩りを添える。
02SWEET PAIN
小林武史のプロデュースから離れたSalyuの、“衝動”を見せた「LIBERTY」とバランスをとるかのような対照的なカップリング曲。自身の作詞による柔らかでポップなラヴ・ソングで、穏やかで温かい世界が拡がっている。