ミニ・レビュー
アメリカの曲を中心にした『エンターテイナー』と同時発売で、こちらは、もう少しクラシカルなアルバムになっている。演奏は非常に丁寧。過剰な表情づけは避け、すーっと耳に馴染む。もっと大胆に、積極的にとは言えるが、これは癒し系クラシックなのだ。
ガイドコメント
“悲しくて美しい曲”をコンセプトに、アルバム『エンターテイナー』の姉妹盤として発売されたもの。ヴァイオリンのオリジナル曲から、編曲ものまで、誰もが一度は耳にしたことのあるような有名曲ばかりだ。
収録曲
01タイスの瞑想曲 (マスネ)
02月の光 (ドビュッシー)
03パガニーニの主題による狂詩曲〜第18変奏 (ラフマニノフ/クライスラー編)
04愛の悲しみ (クライスラー)
05ノクターン (ショパン/ミルシテイン編)
06コンソレーション第3番 (リスト/ミルシテイン編)
07夢のあとに (フォーレ/カザルス編)
08交響曲第2番〜第3楽章のテーマ (ラフマニノフ)
09シチリアーノ (パラディス)
10亜麻色の髪の乙女 (ドビュッシー/ハルトマン編)
11ロンドンデリー・エア (アイルランド民謡/クライスラー編)