ミニ・レビュー
11人のピアニストによるリストの「ラ・カンパネッラ」集。リスト弾きあるいは「ラ・カンパネッラ」を十八番とする名手たちの演奏は興味つきない。番外に収められたクライスラー編曲の「鐘」とメニューインがソロを弾く協奏曲第2番の第3楽章も味わい濃い。
ガイドコメント
フジ子・ヘミングにまつわる曲として注目を集めている「ラ・カンパネッラ」。EMIの豊富な音源を活用、11人の名ピアニストの演奏とクライスラーによるvn編曲版、原曲の協奏曲までを収録。
収録曲
リスト:
01パガニーニ大練習曲S.141〜第3曲 「ラ・カンパネッラ」
02同
03同
04同
05同
06同
07同
08同
09同
10同
11同
パガニーニ:
12鐘 (クライスラー編)
13ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調op.7〜第3楽章 ロンド (「ラ・カンパネッラ」)
演奏
(1)アベイ・シモン(P)(2)ジョルジュ・シフラ(P)(3)ゲザ・アンダ(P)(4)レナード・ペナリオ(P)(5)アグスティン・アニエヴァス(P)(6)セシル・ウーセ(P)(7)ジョン・オグドン(P)(8)野島稔(P)(9)アンドレ・ワッツ(P)(10)フランソワ=ルネ・デュシャーブル(P)(11)アンドレイ・ガヴリーロフ(P)(12)ロドニー・フレンド(VN)ミハエル・イザドール(P)(13)ユーディ・メニューイン(VN)アルベルト・エレーデ指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団