ミニ・レビュー
解散を発表した約ひと月後、2005年7月のアトランタ公演を収録したDVD。綿密に構成・演出されたショーを逐一全力で熱演するビヨンセのショーマンシップに圧倒される2時間弱。幼少時からのグループの軌跡やPV等のボーナス映像とリミックスのCD付き。
ガイドコメント
デスティニーズ・チャイルドのラスト・ライヴ・ツアーから、アトランタ公演の模様を収録したDVDに、日本盤のみリミックスCDを付けた豪華2枚組仕様によるスペシャル・パッケージ。
収録曲
[Disc 1]
01CATER 2 U
彼への愛情をひたすらにアピールする歌詞はキュートだが、サビの裏に流れるギターが楽曲をクールに演出している。細かく音が刻まれる難解なメロディのAメロを、そつなく歌いこなすビヨンセとケリーの歌唱力はさすが。
02SURVIVOR
ドラムスの乾いた音にどこか物悲しさを感じさせる電子ピアノの旋律と、全体的にトーンを低めにアレンジ。虫の声を思わせる音が全般に響き、森やジャングルにいるかのようなサヴァイヴァーのイメージを表現している。
03BOOTYLICIOUS
アングラなクラブでのワンシーンといった趣のアレンジはごくシンプルだが、その分彼女たちの歌唱力を存分に見せつけている。自信満々に男性に迫る歌詞も印象的な、デスティニーズ・チャイルドとしての確固たる存在を示す1曲。
04STAND UP FOR LOVE
デスティニーズ・チャイルドとして最後に発表された珠玉の名バラードを、軽快なクラブ・ミュージックにリミックス。低音のリズムを基調に静かに流れるバック・トラックは耳に馴染みやすく、要所でアクセントを効かせており心地良い。
05GIRL
アップ・テンポなダンス・ナンバー。3人それぞれが個性たっぷりに掛け合いを見せるサビには圧倒される。サビのメロディが繰り返される後半で、ミッシェルがパワフルに歌うブリッジの部分が最大の聴かせどころ。
06LOSE MY BREATH
ベースが力強くリズムを刻みぐいぐい引っ張っていくグルーヴィなアレンジで、他のヴァージョンよりやや硬質な感じ。基本的には同じメロディを繰り返す構成だが、バック・トラックに少しずつ違った音を加えて飽きさせない。
[Disc 2]〈LIVE IN ATLANTA DVD〉
01イントロ
02セイ・マイ・ネーム
03インディペンデント・ウーマン パート1
04ノー・ノー・ノー パート2
05バカブー
06ビルズ・ビルズ・ビルズ
07ブーティリシャス
08ジャンピン・ジャンピン
09ソルジャー・ダンス・インタールード
10ソルジャー
11ダンサー・ブレイク
12ジレンマ
13ドゥ・ユー・ノウ
14ビヨンセ・イントロ
15ベイビー・ボーイ
16ノーティ・ガール
17バンド・イントロダクション
18ケーター・2・U
19ケーター・2・U・ダンス・シーケンンス
20ガール
21フリー
22イフ
23スルー・ウィズ・ラヴ
24バッド・ハビット
25ダンサー・バレエ・ブレイク
26デンジャラスリィ・イン・ラヴ
27クレイジー・イン・ラヴ
28サルサ・ダンス・ブレイク
29サヴァイヴァー
30ルーズ・マイ・ブレス
31デスティニーズ・チャイルド-家族の絆
32ファンのコメント
33ケリー2ndアルバム予告
34映画&サントラ「ドリームガールズ」予告
35フラッシュバック (feat.ケリー)
36チェック・オン・イット (REMIX) (feat.ビヨンセ (BUN B&SLIM THUG))
37レッツ・ステイ・トゥゲザー (feat.ミッシェル)
38チェック・オン・イット
39スタンド・アップ・フォー・ラヴ
40ガール