ミニ・レビュー
ミルバとピアソラの最後の共演となった東京公演の模様を収めた、幻の音源のCD化。ピアソラの曲の最高の歌い手とピアソラ自身が認めるミルバだが、心を揺さぶる彼女の歌声の凄みに圧倒される。そして、五重奏団の絶妙なアンサンブルと巨匠の表現力豊かなバンドネオン演奏。タンゴの名盤の誕生だ。
収録曲
[Disc 1]
01タンゲディア3
02わが死へのバラード (6時が鳴るとき)
03ルンファルド
04迷子の小鳥たち
05もしもまだ
06ブエノスアイレスの夏
07孤独の歳月
08ロコへのバラード
09ムムキ
10ミケランジェロ70
[Disc 2]
01行こう、ニーナ
02忘却 (オブリヴィオン)
03チェ・タンゴ・チェ
04アディオス・ノニーノ
053001年へのプレリュード (私は生まれ変わる)
06フィナーレ“ブレヒトとブレルの間で”
07天使の死
08ミルバの挨拶
09ロコへのバラード (アンコール)
10チェ・タンゴ・チェ (アンコール)
演奏
アストル・ピアソラ(バンドネオン) パブロ・シーグレル(P) フェルナンド・スアレス・パス(VN) オラシオ・マルビチーノ(EL-G) エクトル・コンソーレ(CB) [1] (2)(4)(5)(7)(8) [2] (1)〜(3)(5)(6)(9)(10)ミルバ(VO)