ミニ・レビュー
82年千葉県船橋市生まれのヴォーカリスト。これがデビュー作。どこかヨーロッパ的なムードの漂う歌声。ピアフの「愛の賛歌」はもちろん、「ラヴァー・マン」のようなスタンダードもシャンソンぽく響く。ほかにエリック・カルメン、スティングらの曲も。面白い存在だ。
ガイドコメント
若手ジャズ・ヴォーカリストによる最初の作品。スティングなどのポップ曲もカヴァーしており、歌うことへの愛情がそこかしこに感じられる。積極的に海外の音楽を学び吸収していく貪欲さが音に表れている。
収録曲
01THE WALTZ
02NEVER GONNA FALL IN LOVE AGAIN
03LOVER MAN
04RUNAWAY
05FIELD OF GOLD
06A NIGHTINGALE SONG IN BERKELEY SQUARE
07愛の賛歌
08MOONLIGHT SERENADE
09BROKEN VOW
10WHEN I FALL IN LOVE
演奏
河村留理子(VO) ジョナサン・カッツ,廣瀬みちる,山本光男(P) 伊丹雅博,馬場孝喜(G) クリス・シルバースタイン(B) 加納樹麻(DS) 浅沼杏花(VN) 他