ガイドコメント
前作『GIRLS' GENERATION II 〜Girls&Peace 〜』に続く、2013年12月11日リリースの日本3rdアルバム。「LOVE&GIRLS」「GALAXY SUPERNOVA」といったシングルを含む注目作だ。
収録曲
[Disc 1]
01Gossip Girls
高速なクラップを刻むエスニックなリズムが駆け抜けるアッパー・ダンス・チューン。ケチャやバングラ・ビートを思わせる呪術的で妖艶な雰囲気のなかで、“本当は寂しがり屋の女の子なの”と恋に生きる女心の本音をチラリと覗かせる。抑揚激しいフックは中毒性抜群。
02motorcycle
私たちの目指す道をスピード上げて駆け抜けるわと、自信ありげに言い放つ。誰が一緒に乗るのかしら? と挑発しながら、半端なヤツや邪魔するヤツは置いてくわとキメる。クラブユースフルで爽快なデジタル・ダンス・チューンだ。
03FLYERS
アヴリル・ラヴィーン風USガール・ロックを思わせる、キュートで明るいポップ・ロック。大地を蹴って空へ高く舞い上がれ……難しいこと忘れて自分らしくいこうというフレンドリーなメッセージが嬉しい。アガるフックのリフレインは、つい口ずさみたくなるノリの良さ。
04GALAXY SUPERNOVA
スキニージーンズで踊るサマンサタバサCMソングでも話題となった8thシングル。Jeff Miyaharaのアレンジで華やかさを増したトランシーなエレクトロなダンサーで、フックの“トゥトゥトゥルトゥトゥ〜”のキュートなフレーズが耳を強烈に刺激。
05LOVE&GIRLS
1000人の女子が踊るPVであっと言わせた7thシングル。クラップ、ホイッスル、“フゥー、フゥー”のコールが飛び交うリズミカルなダンサーで、“命短し恋せよ乙女”を2010年代風に描いたどこまでも明るく陽気な曲風が魅力だ。
06BEEP BEEP
タイトルの“BEEP”は電信音のこと。なかなか電話に出てくれない意中の彼へ、恋の電波よ届けと祈る姿がいじらしい。“Hello Hello もしもし〜”のフックもキュートだ。Jeff Miyahara制作によるパステルな彩りのダンサブルなポップ・チューン。
07My oh My
60年代ソウル・ポップの影もチラホラと垣間見える、アルバム『LOVE&PEACE』のリード曲。浮気な恋人に愛想を尽かし、“アナタの家はもうないわ”と激怒。愛くるしい曲風だが、家はもう燃やして消しちゃったと内容は過激。
08LIPS
一気にラヴ・アフェアへと突入するホットな情愛を描いた、ヒップホップ・ソウル風アプローチのR&Bチューン。頬と唇がトモダチと愛との境界線……キスで焚き付けられたうごめく感情を吐露する、セクシーな歌唱も魅力だ。
09DO THE CATWALK
モデルのように華やかにランウェイを歩く姿が思い浮かぶ、ファッショナブルなダンス・ポップ。上機嫌な口笛と“ドゥダ、ドゥダ”と繰り返す中毒性あるフックが魅力で、自分に自信持ってと励ますガールズ応援歌となっている。
10Karma Butterfly
メランコリックなEDMサウンドをバックに自らに問い続けるのは、本当の自分を取り戻すのという決意。蝶のように思いのままに飛び立つ……という自己解放ソングで、冷温なシンセ・ビートと熱を帯びたヴォーカルの対比が印象的。
11リンガ・フランカ
キュートでリズミカルなトラックに乗せて、“恋せよ乙女!”を高らかに宣言するガールズ・アンセム。タイトルは“国際共通語”のことだが、ガールズのそれはやっぱり恋愛。少女時代らしい微笑ましいハーモニーで歌い上げる。女子共感度の高いナンバーだ。
12Everyday Love
月、火、水、木、金、土……いつだってあなたへのとめどない想いを寄せる、健気な乙女ゴコロを綴ったナンバー。春らしい晴れやかでカラフルなキラキラ系ポップスによるラヴ・ソングで、終盤にはラップも披露している。
[Disc 2]〈Blu-ray〉
01BEEP BEEP (Music Video)
02LOVE&GIRLS (Music Video)
03GALAXY SUPERNOVA (Music Video)
04My oh My (Music Video)
05Making of GALAXY SUPERNOVA
06Making of My oh My
07Japan 3rd ALBUM photo shooting