ガイドコメント
2013年9月4日リリースの初となるベスト・アルバムの“pink”編。1stシングル「I」をはじめ、「君に会いたくなるから」「Best Friend」「君って」などのヒット・シングルに加え、本作用に制作した新録曲も収録。
収録曲
01GO FOR IT!!
FAST LANEが手掛けたチアフルなダンサブル・ポップ。チアリーダー風の掛け声や愛らしい歌唱も含めた胸キュンな曲風で、想いを伝えたいけど勇気が出ない女子の背中を後押し。剛力彩芽出演「ランチパック」CMソングとなった18thシングル。
02Best Friend
何でも打ち明けられる気の置けない存在……親友への感謝の気持ちを綴った9thシングル。弾むようなキラキラとした旋律の上を泳ぐように、ファルセットを効かせて愛情を表現している。NTTドコモ「ガンバレ受験生」キャンペーン・ソング。
03もっと…
日本テレビ系ドラマ『探偵M』主題歌となった7thシングル。“会いたい”はいつも私から……若さゆえの切ない恋愛感情を絶妙にとらえた詞が共感を呼ぶ。キラキラしたストリングスや鍵盤にスクラッチを施す明るめの演出が、距離を感じる心の重々しさを取り払っている。
04君に会いたくなるから
Jeff Miyaharaプロデュースによる6thシングル。西野カナを象徴する“会いたい”ソングの一つで、哀切に満ちたエレクトロ・ポップを基調にしながら、日野”JINO”賢治による華美な鍵盤アレンジで、重たい印象を払拭している。
05SAKURA、I love you?
ソニー「WALKMAN Play You.」CMソング起用の16thシングル。Jeff Miyaharaによるセツナ系R&B調トラックに乗せ、今カレといるのに忘れられない元カレの存在に頭を悩ます乙女心を綴る。心の動揺が伝わる詞や歌唱にも注目。
06君って
そばにいる大切な人への想いを綴ったスウィートなラヴ・バラード。“君って 君って……”と語りかけるような歌唱には、ささやかな愛情が感じられる。フジテレビ系ドラマ『フリーター、家を買う。』挿入歌となった12thシングル。
07涙色
いつも優しく一番に思ってくれた大好きな彼。ただそれも、涙色の恋へと染まってしまった……。なかなか吹っ切れないけれど、いつか思い出にしようとつぶやく失恋ソング。悲痛さがないストリングスを配した麗しい曲調が、かえって恋の重さを伝える。
08I
アイデンティティを示す“私”をタイトルにした、SiZK制作のデビュー・シングル。バンド・サウンド風のミッドに乗せ、いつもあなたを愛してると歌う。“I”を強調したコーラス・パートのリズムにも注目。“ケータイ世代のカリスマ”による恋愛ソングの原点がここに。
09Style.
少年や少女と大人の狭間で葛藤するジェネレーションの代弁をするようなミディアム・ポップ。もう少し子供でいたいという気持ちを、“カミサマ聞いてよ”と懇願。ジョイフルなサウンドと可憐なヴォーカルが魅力の3rdシングルだ。
10Join us!
ロッキンなギターを走らせてガーリー・ポップ・ロック風に仕立てた、VIVID Neon*制作によるパーティ・チューン。“さあ、みんなでおいでよ!”歌って踊って楽しもうと、ワクワクする気持ちをハッピーなテンションで歌っている。
11Esperanza
希望や夢という意味を持つタイトルの、VIVID Neon*制作の14thシングル。センチメンタルなラテン・ビートに乗せ、叶わない恋を諦められず胸が張り裂けそうな想いを歌う。悲痛ながらも力強い“あの子になりたい!”という詞に、かすかな希望を感じる。
12MAYBE
「Dear…」と両A面となったジョルジョ・カンチェーミ制作の8thシングル。美麗な鍵盤とエレクトロを組み合わせたアッパーで、ちらちらと顔を出す元カノの存在にやきもきする女性の心理を描く。“ずっと私だけ見つめてほしい”という願いが心痛となって響く。
13君の声を (feat.VERBAL (m-flo))
制作のジョルジョ・カンチェーミと旧知の仲のVERBALを迎えた、キラキラしたセツナ系ミッド。近くにいるのに寄り添えないジレンマを嘆き、“君の声を聞かせて”とファルセットで歌い上げる。VERBALは西野の世界観に感化されたか、普段よりもフロウは甘め。
14LIGHTS、CAMERA、ACTION
ジョルジョ・カンチェーミが大胆にもビッグバンド風のゴージャスなアレンジで構築した、ファンキー・ジャズ・ムードなラヴ・ソング。撮影現場でかかる掛け声を冠して、君と私がロマンス映画の名シーンを作っていこうと愛を語るストーリーだ。
15Alright
夢や前に進もうと頑張りながらも壁にぶつかり苦心している人たちへ向けて、叶うまで信じてるとメッセージをくれる西野からの応援歌。弱音を吐きそうな時に聴きたい、3rdアルバム『Thank you,Love』のリード曲となったハウス・テイストのアップ・チューン。