ミニ・レビュー
カラフルな作風で知られる気鋭ピアニストの第4弾。今回はLOVEをテーマにジャズから映画音楽、ピアソラ、キング・クリムゾンと多方面に素材を求め、エレクトリックとアコースティック・ベースを擁したトリオで大胆にアプローチ、ユニークなカヴァー集に仕上がった。
ガイドコメント
桑原あいトリオ・プロジェクトによるカヴァー・アルバム。モリコーネの「デボラのテーマ」のイントロに「アマポーラ」を加えた1曲目からはじまり、ジャズ・スタンダード、キング・クリムゾンからスクエアプッシャーまで、音楽史への敬意と愛に満ちた異色作。
収録曲
01AMAPOLA|DEBORAH'S THEME
02HERE THERE AND EVERYWHERE
03FINALE (TANGO APASIONADO)
04IN YOUR OWN SWEET WAY
05NOMAD
06BARRY LYNDON (LOVE THEME)
0721ST CENTURY SCHIZOID MAN
08PEACE
09GRANDFATHER'S WALTZ
10A JOURNEY TO REEDHAM
演奏
桑原あい(P) 石若駿(DS) (1)(2)(6)〜(8)(10)森田悠介(EL-B) (3)〜(5)(9)(10)須川崇志(CB)