ガイドコメント
2014年2月19日リリースの通算7枚目となるアルバム。「EMOTION」「Lonely Hearts」といったシングルのほか、日本テレビ系ドラマ『オンナ♀ルール 幸せになるための50の掟』主題歌「Love/Affection」などを収録。
収録曲
01Lonely Hearts
雑誌『Popteen』の悩み相談投稿から生まれた、温もりあふれるメロディのミディアム・チューン。2005年に発表され、もがき苦しむティーンに絶大な支持を受けた「ディア ロンリーガール」に続く、時代の代弁者からのメッセージ・ソングだ。
02Shape of love
グルーヴィかつ緊張感あふれるスタイリッシュなR&Bサウンドに、つれない態度の彼氏への想いを乗せたラヴ・ソング。どうしようもなく好きな気持ちが伝わってくる、エモーショナルで豊潤なヴォーカルに魅了されること必至。
03Love/Affection
恋に一喜一憂する女性の日々を“思い切り泣いたらまた強く歩き出せばいい”と励ます歌詞が、そっと寄り添ってくれるような優しいバラード。日本テレビ連続ドラマ『オンナ♀ルール 幸せになるための50の掟』主題歌。
04UNIQUE
音数少な目のEDMサウンドと歌詞の大半が英語のグルーヴィなヴォーカルが、絶妙にマッチしたナンバー。リズミカルにラップしたり、セクシーにシャウトしたり、気だるそうな歌い方をしたりと、さまざまな歌声を楽しめる。
05神様
小説家としても活動する加藤ミリヤの小説『神様』が原作。クールなR&Bサウンドから一転、センチメンタルな旋律が心を打つ、ドラマティックな展開のナンバーだ。情感を込めた情熱的なヴォーカルが実にロマンティック。
06The One
“たまに一人にもなりたくなる”“学校は戦場”など、傷つき疲れた心を表現しつつも、そこからどうやって立ち上がっていくかを歌ったメッセージ・ソング。エモーショナルでありながらも同時に冷静さを感じるヴォーカルがいい塩梅だ。
07EMOTION
DAISHI DANCEがプロデュースを手がけた、クールな4つ打ちのダンス・チューン。“本当にそれでいいの?”と問いかけ、自分自身を鼓舞するようなキーワードをちりばめた歌詞が印象的。TBS系ドラマ『放課後グルーヴ』主題歌。
08LOVER-Episode 2-
メリハリのあるグルーヴィな歌声に魅せられる、m-floとの客演曲を返した、ホットなR&Bバラード。愛する人との楽しい思い出とうまくいかなくなってしまった今を対比する、切なさを湛えた楽曲だ。淡々としたラップが余計にセンチメンタルな気分にさせる。
09PRIDE
“水も滴るいい女”という言葉がぴったりの、流麗な英語を操る色っぽさ満点の伸びやかなヴォーカルが冴えたR&Bナンバー。愛する人へ止めどなくあふれ出てくる気持ちを詰め込みまくった、情熱的なラヴ・ソングだ。
10You're Beautiful
ヴォコーダーを使った押さえ気味のヴォーカルで放たれるメロディも、抑揚は少なめ。浮遊感あふれる柔らかな電子音が夢の中にいるような気分にさせ、静かなサウンドの中に情熱を感じる。悲しいときもうれしいときも聴けそうな貴重な楽曲。
11RUN FREE (AI+MILIYAH+VERBAL)
VERBAL(m-flo)制作による、AI+MILIYAH+VERBAL名義のダンス・チューン。80年代のエアロビを意識したアゲアゲのサウンドに、思わず踊り出したくなる。リーボック クラシック「Freestyle」タイアップ・ソング。
12One Night Only
久保田利伸が作曲し、コーラスにも参加した、ソウルフルかつファンキーなナンバー。“今夜いい子にしていられない”“惑わせて”などといった挑発的かつセクシーな言葉をちりばめた、大人の色香漂う男女の歌となっている。
13冷静と情熱のあいだ
辻仁成と江國香織による恋愛小説と同名の、重厚なストリングスに彩られた、荘厳で迫力ある映画音楽風のナンバー。幾重にもなった厚みのあるコーラスが、繊細かつ大胆な楽曲をさらにドラマティックに盛り上げている。
14Loveland
収録アルバムと同タイトルの、好きな人とのどかなときを過ごすさまを描いた、温かな気持ちになれるラヴ・バラード。“こんなにも想われてどうしよう”といううれしい気持ちを素直に表現した、エモーショナルな歌声に引き付けられる。