ミニ・レビュー
ポール・オースター脚本・監督による映画のサントラは、見事なまでのコンテンポラリー・ジャズのショウ・ケース。映画とジャズの蜜月は長いが、こうも音楽の現代を映し出した人選の妙には心服。“映画本編を離れても楽しい”、セオリーを軽快に満たした。
ガイドコメント
「スモーク」が日本でも大ヒットした、ポール・オースターの新作『ルル・オン・ザ・ブリッジ』のオリジナル・サウンド・トラック。BNの大物ミュージシャンが多数参加。
収録曲
01クローズ・ユア・アイズ (ミラ・ソルヴィーノ)
02シュガークラフト (メデスキー・マーティン&ウッド)
03イジーのラスト・ジャム (ドン・バイロン)
04クンバズ・ダンス (ジャッキー・テラソン)
05メイク・イット・ゴー・アウェイ (ホリー・コール)
06私はあの歌を思い出す (エディット・ピアフ)
07ヴォイセズ・フロム・ボックス (ポール・オースター)
08ザ・ブルー・ライト (グレアム・レヴェル)
09オン・ザ・ルーフ (グレアム・レヴェル)
10デヴィル・ドラムス (レイモンド・スコット)
11悲しみに沈める聖母は涙にむせびて
12イージー、ドント・ハート (アイク・ケベック)
13トラヴェリング・マイルス (カサンドラ・ウィルソン)
14グッバイ・セリア (グレアム・レヴェル)
15このおかしな人生 (アマリア・ロドリゲス)
16フィナーレ (グレアム・レヴェル)
17雨に歌えば (リナ・ホーン)