ミニ・レビュー
デビュー以来、日本では数少ない本格派の女性ハード・ロッカーとして頂点に君臨する麻里。彼女の出現はある種、衝撃的だった。ヘヴィ・メタ特有の攻撃性を清潔なイメージという名のオブラートで包み込んだからだ。で、これは1st('83)と2nd('84)のCD化だが、ここで独自のハイトーン・ヴォイスやロング・ヴィブラートといった“麻里節”がすでに完成されているのはサスガだ。最近の彼女はモダンなシティ・ロックに新たな路を見いだしファンは戸惑った感じだが、この初期の2作に関しては100%満足できるハズだ。