ミニ・レビュー
ピアノのアンドレ・プレヴィンとトロンボーンのJ.J.ジョンソンが双頭リーダーで録音したクルト・ワイル集。「三文オペラ」からの楽曲も収録。有名な「マック・ザ・ナイフ」は不協和音も使った面白い編曲で、両者が熱演を展開する。ジャズではカヴァーの少ない曲もあり。貴重な共演作だ。
ガイドコメント
2009年9月からNHK響の主席客員指揮者として就任したアンドレ・プレヴィン。彼の来日と80歳を記念したアルバム。独創的なアレンジを施した『三文オペラ』から「マック・ザ・ナイフ」などを収録した、聴きごたえのある一枚だ。
収録曲
01BILBAO - SONG
02BARBARA SONG
03OVERTURE
04「三文オペラ」〜海賊ジェニー
05MACK THE KNIFE (MORITAT)
06SURABAYA - JOHNNY
07WIE MAN SICH BETTET
08人間の努力は長続きしない
演奏
アンドレ・プレヴィン(P) J.J.ジョンソン(TB) レッド・ミッチェル(B) フランク・キャップ(DS)