ミニ・レビュー
アバドのマーラーはさらなる進化を遂げている。ダイナミックだが、ドロドロとした自意識には苛まれず、整然としているのに無味乾燥にならない。透徹した詩情をシンフォニックに描き切る手腕がキラリと冴える。第2&3楽章は従来とは逆の順番による演奏。★
ガイドコメント
アバド、BPOによるマーラー・チクルスの第4弾。完成すれば2度目の全集となり、初の快挙となる。BPOの機能を最大限生かした、精密なアンサンブル、そこから生まれる純度の高い響きに満ちたマーラー。
演奏
クラウディオ・アバド指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団