ザ・クーパー・テンプル・クロース / メイク・ディス・ユア・オウン

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ザ・クーパー・テンプル・クロース / メイク・ディス・ユア・オウン
CD
ミニ・レビュー
UKの人気バンド、ザ・クーパー・テンプル・クロースの3年半ぶり3作目。ベーシストのデイズの脱退に端を発したトラブルも解消し、心機一転。贅肉を削ぎ落としたソリッドなサウンドが魅力。メンバー個々の持ち味が明確に打ち出されているのも新味か。★
ガイドコメント
制作中でのオリジナル・メンバーのディズの脱退を乗り越えて完成させた、クーパーの3rdアルバム。彼ららしいヘヴィでアグレッシヴなギターが効いた楽曲はもちろん、エレクトリックでメランコリックな楽曲を含む、幅広い音楽性が楽しめる1枚となった。
チャート
  • TOWER RECORDS 渋谷 アルバム総合
    17位 (2007/1/22)
  • TOWER RECORDS 大阪 アルバム総合
    8位 (2007/1/22)
  • TOWER RECORDS ロック&ポップス アルバム
    7位 (2007/1/22)
収録曲
01DAMAGE
扇情的なインダストリアル・ビートが疾走する、ラウドなエレクトリック・ロック・チューン。ニュー・オーダー風のリード・ベースや流麗なピアノのアルペジオなど、英国バンドらしい“憂い”を感じさせるサウンドが特徴的。
02HOMO SAPIENS
我が物顔で地球を支配する人間の思い上がりを皮肉った、MC5を彷彿させるダークなハード・ロック・ナンバー。縦横無尽に飛び交うフリーキーな電子ノイズと爆音のエレクトリック・ギターの絡み合いが刺激的だ。
03HEAD
決して頭から離れることのない強迫観念と心の闇について描き出したヘヴィなロック・ナンバー。タイトな生演奏のバンド・サウンドをシンセサイザーのウォール・オブ・サウンドで包み込んだ、80年代ニューウェイヴ調の一曲。
04CONNECT
喪失感に満ちた失恋ソングをベネディクト・ゴートレーが低音ヴォイスで丁寧に歌い上げる。アダム&ジ・アンツなどのプロデューサーでもあるクリス・ヒューズの個性が発揮されたニュー・ロマンティック調のサウンドだ。
05WAITING GAME
俺と別れてもお前はうまくやっていけるさ……。そんな、男の強がりと傷心を幻想的なメロディに乗せて綴ったミディアム・ナンバー。エレクトリック・ギターの甘美なフィードバックがサイケデリックな雰囲気を醸し出している。
06ONCE MORE WITH FEELING
轟音で奏でられるエレクトリック・ギターのドローン・サウンドが五感を刺激する、緊張感満点のハードなインダストリアル・ロック・チューン。消し去ることのできない“痛み”を切々と訴える、儚げな歌声が胸に突き刺さる。
07WHAT HAVE YOU GONE AND DONE?
くぐもった低音ヴォーカルがルー・リードを思わせる、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド調のポップなギター・ロック・ナンバー。フィルを最小限に抑えたプリミティヴなドラム・サウンドが、恍惚とした酩酊感を生み出している。
08TAKE COMFORT
ヴィブラフォンの柔らかな音色が心地良いアコースティック・バラード。誰だっていつかは死ぬ運命なのだから、出会った人々にはできるだけ優しく接していこう。そんな穏やかなヒューマニズムがあふれるポジティヴなナンバーだ。
09ALL I SEE IS YOU
電子ノイズの霧の中から物憂げなメロディがボンヤリと浮かび上がり、やがて轟音のエレクトリック・ギターと絶叫ヴォーカルが幻想的な音空間を切り裂いていく。劇的かつカオスな展開を持った、激情のヘヴィ・ロック・ナンバー。
10ISN'T IT STRANGE
スペイシーな4つ打ちビートとミニマルなシンセサイザーのシーケンスが、官能的に絡み合うエレクトロ・ロック・チューン。ゆっくりとうねりながら、高く高く舞い上がっていく希望に満ちたメロディ・ラインが感動的。
11HOUSE OF CARDS
“青春期の終わり”を、ビートルズやビーチ・ボーイズを彷彿とさせる分厚いコーラス・ワークに乗せて綴った、切ないバラード。ストリングスとホーンの儚い響きが、歌の主人公のやるせない心情を代弁しているかのようだ。
仕様
エンハンストCD内容:ホモ・サピエンズ (ビデオ&フォト・ギャラリー)
封入特典
  • 解説・歌詞・対訳
アーティスト
  • ザ・クーパー・テンプル・クロース
    英国レディング出身のロック・バンド。2001年にシングル「The Hardware EP」でデビュー。同年のフジ・ロック・フェスティバルにも出演し、圧倒的なライヴ・パフォーマンスで日本でも話題を集めた。02年には待望のデビュー・アルバム『シ……
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