彼女のデビュー曲。打ち込みによるダンサブルなサウンドと彼女の澄んだ声のいい意味でのギャップが新鮮だ。明るい曲調の中にも切なさが随所に出てくる“小松未歩サウンド”の代表曲。

大切な人の存在を歌ったミディアム・テンポのラブ・ソング。鍵盤とパーカッションで刻まれるキャッチーな低音のイントロが印象的だが、小松未歩の明るく女の子らしい歌声が、曲全体を明るくポップに仕上げている。

サウンド、メロディ、歌詞、どれをとっても彼女らしい曲。間奏に入る前の部分は“おっ”と思わせるサウンド・アレンジ。“思い出の歌が流れると今でも切なさで〜”という歌詞に胸が打たれる。

「anybody's game〜」という小松未歩の勢いのある歌声が、シンセ・サウンドの上を走り抜けるダンサブルな曲。デビュー当時の小松らしいビートの効いたノリのいいメロディに、うねるようなギターのサウンドが力強く響きわたっている。

彼女の曲はピアノやキーボードが中心のサウンドが多いが、この曲はギターが前面に出るパワフルなサウンド。“照れずに”“やるしかない”“コンプレックスも武器になる”など前向きになれる言葉が多い曲。

日本テレビ系アニメ『名探偵コナン』のエンディング・テーマに起用された6thシングル。アニメ・ソングにぴったりの、夢を追いかける前向きな気持ちを押し出した、聴き心地のいいポップな楽曲。オリコンシングルチャート5位を獲得した。

多くの人が一度は感じたことのある失恋の悲しみを、等身大の歌詞で綴ったミディアム・バラード。「さよならのかけら〜」というサビの部分のキャッチーなメロディが耳に残る。また、ときどき響く力強いギターでロックの要素を盛り込んでいるところにも注目。

軽快なシンセで始まるポップなラブ・ソング。小松未歩の女の子らしいキュートな歌声が、スタートしたばかりの恋愛の初々しさをさわやかに表現している。また、ときどき飛び交う踊るようなピアノの音色が曲を盛り上げている。

ラブ・ソングを中心とした小松未歩には珍しい、自分自身を振り返るような応援ソング。小松の透き通るような歌声がアップ・テンポなメロディに乗ると、タイトルそのままに「風がそよぐ」ようなさわやかな雰囲気が曲全体に漂っていく。

ピアノのノスタルジックなイントロで始まり、“安心感”や“穏やかさ”を感じさせるバラード。特にキーボードが海を感じさせ、静かな浜辺で穏やかな海を見ながら聴きたい曲である。

シンセ独特のアップ・テンポなリズムを刻むダンサブルなナンバー。恋の終わりの後悔と未練、そして先に進もうとする複雑な気持ちを力強く歌いあげている。小松の歌声自体にエコーなどのエフェクトをかけて、印象深いものに仕上げている。

冬の季節によく似合う、失恋を歌った切ないミディアム・バラード。一つ一つの言葉を噛み締めるように歌う、小松未歩の切なさを帯びたヴォーカルは、気付くには遅すぎた大切な人への届かない思いを心に響かせるのに、十分の雰囲気を持っている。

サビ前までは彼女特有の切なくはかなげで、サビに入ると快晴のような爽やかになるメロディが印象的。“求め続けて手に入れなくちゃ”“言葉で安心させて”といったメッセージ風のフレーズが登場する。

彼女特有のリズムが弾けるダンサブルなナンバー。サビから始まり、マイナー・コードで終わると思いきやメジャー・コードでサビが終わる新鮮な曲。“少しの空白も必要だった”など深い歌詞も聴きどころ。

寒い季節に温かくなるような幸せな気持ちが広がる、ミディアム・テンポのラブ・ソング。小松未歩の楽曲では珍しく高音パートの少ないメロディにゆったりと乗る、優しい歌声が耳に心地よく入ってくるナンバーだ。

タイトルどおりアップ・テンポのダンサブルなナンバーで、間奏の「NaNaNa〜」というフレーズでは、これまでの楽曲にない大人の色気を漂わせている。サビの80年代風ダンス・ナンバーを思わせる、やや懐かしいキャッチーなメロディが魅力的だ。

サビの「mysterious love〜」のフレーズから始まる、疾走感あふれるアップ・テンポなダンス・ナンバー。甘いラブ・ソングを歌うイメージの小松未歩とは異なる、怒りにも似た攻撃的な気持ちを歌っていて、歌声も曲の勢いとともに力強さを増している。

やさしく語りかけるように歌う小松未歩の声が胸に響くウエディング・ソング。アップ・テンポで奏でられる高音のメロディに、彼女らしいさわやかな歌声が響きわたるさまは、2人のこれからの明るい未来を感じさせるようだ。

別れのあとの悲しい気持ちを綴ったミディアム・バラード。2人の思い出を振り返りながらも、新しい一歩を踏み出すための用意をしようとする前向きな心を、ピアノの優しい音色と小松未歩の温かいヴォーカルが癒してくれるナンバーだ。

20枚目となるシングル曲。さまざまな壁に当たっても前に進んでいく「君」の姿を描く中で、流れるようなミディアム・テンポのメロディと小松未歩のさわやかなヴォーカルが元気をくれる、優しい応援ソングだ。

力強いドラムが印象的なイントロそのままの勢いで駆け抜けていくダンサブルなナンバー。アップ・テンポのメロディの上で「涙キラリ 飛ばせ〜」と歌われる前向きな詞が、元気と勇気を与えてくれる。

妖艶なメロディの中に、さまざまなパーカッションが飛び交うダンサブルなナンバー。小松未歩のいつものさわやかなイメージの楽曲とは異なり、南国を思わせるパーカッションと力強いヴォーカルが、情熱的な感情をほとばしらせている。

「色のない街を〜」という寂しげな詞と同様、ゆっくりとした切ないピアノの音色で始まるミディアム・バラード。大切な人を失った時に感じるはがゆさや後悔を歌っており、突き刺すようなハイトーン・ヴォイスが切なさを一段と増幅させている。

ミディアム・テンポの穏やかなメロディと透き通るような小松未歩の声が心に響く、優しさあふれるラブ・ソング。愛しいからこそ不安な思いが募る、恋心を歌っている。途中に入るエッジの効いたギター・サウンドも聴きどころだ。

25枚目となるシングル曲は、小松未歩得意のアップ・テンポで奏でられる女の子らしいラブ・ソング。“不器用でも涙もろくても……全部ひっくるめて大好き”という恋心をポップな曲調で表現し、幸せあふれる明るい気持ちを伝えている。

片思いの募る思いをやさしいメロディで綴るミディアム・バラード。「いつか好きとあなたに伝えたい」「今夜 夢で逢えますように」と祈る気持ちは、恋に悩む女性なら多くが経験するはず。最後まで響きわたる泣いているようなギターの音色が、切なさを一層深めている。

ラブ・ソングを主としたベスト・アルバムのハッピーな“エンディング”にふさわしい、やさしい声が耳に心地よく響くミディアム・チューン。メロディのそばでそっと奏でられるアコースティック・ギターの音色に、温かみが感じられるラブ・ソングだ。