ミニ・レビュー
メンバー5人による楽曲を集めたDISC-1と、ソロ曲を収録したDISC-2の2枚組アルバム。トータス松本、町田康、田島貴男、つんくといった2000年代を代表する作家陣が参加した本作は、音楽的なジャンルを大きく超越した一大エンタテインメントの様相を呈している。
ガイドコメント
「世界に一つだけの花」という新たな名曲を生み出したSMAP。約1年ぶりとなるニュー・アルバムは、なんとオリジナル・アルバムとしては初の2枚組。これまで以上にバラエティに富んだ作品となりそうだ。
ガイドコメント
「世界に一つだけの花」という新たな名曲を生み出したSMAP。約1年ぶりとなるニュー・アルバムは、なんとオリジナル・アルバムとしては初の2枚組。これまで以上にバラエティに富んだ作品となりそうだ。
収録曲
[Disc 1]
01Theme of MIJ
02SUMMER GATE
カラッとした夏の空気を抱かせる、とても開放的かつ躍動的な楽曲だ。メンバー個々が歌をリレーしながら、夏だからこそ無条件に頭をカラッポに騒ごうという想いを、ダンサブルなビートの上で唄い紡いでいく。
03sunrise、sunshine
04UNPOSTED LETTER
05Touch Me Kiss Me
80年代風アーバン・ソウルな音を背景に、洒落たムード満載でメロメロな口説き歌を優しく唄いあげていく。メロウな曲調に甘々な歌詞。とても大胆な歌ながらも、お洒落に聴こえてくるところもポイントだ。
06Flapper
07愛と勇気
トータス松本が手がけた楽曲らしく、ガンガンにロックなビートで背中を押しながらも、歌メロへはとてもソウルフルな味を入れ込んでいる。 愛と勇気と未来への希望さえあれば、がんばろうって気分にさせてくれる歌。
08A Song For Your Love
09夏日憂歌
アコースティック・ギターとエレピの物悲しい旋律が織りなす、まるでモノローグ映画のような郷愁を呼び起こす風景の数々。青春の香りを携えた文学小説を、5人の歌声が切々と綴れ織ってゆく。そんな哀惜歌だ。
10たてながの自由
11ススメ!
何かに躓いてボロボロになったって、失敗してドロドロな気分へ堕ちたって、胸に希望があるなら明日へ向かって突き進めるはず。誰もが完璧じゃないからこそ日々の失敗を糧に未来へ歩もうよ、というとても前向きな歌だ。
[Disc 2]
01トイレットペッパーマン
かなりブッ飛んだコミカルな歌詞だ。ここまで弾けきった詞をラップ&歌にしてしまうメンバー(中居正広)の度量に、まずは拍手。激しいロック・ビートとヒップホップのリズムが見事に合体したミクスチャー・ナンバー。
02Easy Go Lucky!
03Thousand Nights
04la.la...Shall we Tap?
05がんばれ王子
06世界に一つだけの花 (organ version)