ミニ・レビュー
2年ぶり5枚目のアルバム。オープニングながら心に染みるスロー・ナンバーの「低迷宮の月」から、ボトルネックが心地よいアコースティックな「名前の無い色」まで、セルフ・プロデュースながら気負いはまったく感じられず、肩の力が抜けた自然体の彼らのサウンドとメッセージが詰まっている。
ガイドコメント
2004年にメジャー・デビューを果たしたロック・バンド、藍坊主の2年ぶりとなる5thアルバム。シンプルなメロディが沁みる「マザー」、明確なメッセージを持った「名前の無い色」ほかを収録。
収録曲
[Disc 1]
01低迷宮の月
02ラストソング
03オレンジテトラポット
04ポルツ
05おいしいパン食べたい
06グッドパエリア
07氷に似た感応
08創造的進化
09マザー
10伝言
11沈黙 (月まで響くような彼らの幻灯)
12名前の無い色
13いわし雲
[Disc 2]〈DVD〉〈aobozu music clips 2004-2010〉
01鞄の中、心の中
02ウズラ
03瞼の裏には
04スプーン
05桜の足あと
06ジムノペディック
07ハローグッバイ
08コイントス
09空を作りたくなかった
10言葉の森
11マザー
12名前の無い色
13伝言