ミニ・レビュー
今話題のといっていいだろう、ニュー・フェイス。何が話題かというと、まずその卓越したヴォーカル力。ブラック系の香りの強いその作品は、うまくないと聴けない類のもの。作詞もいくつか自分でしているが、ヴォーカリストとしての魅力が第一だろう。
ガイドコメント
デビュー・シングル「つつみ込むように…」で早くもブレイクしたMisiaのファースト・アルバム。第2弾シングル「陽の当たる場所」や、「つつみ込むように」のダブ・ミックスを含む全12曲収録。
収録曲
01Never gonna cry! (strings overture)
02K.I.T
03恋する季節
胸いっぱいに広がる希望と、焦がれつつもちょっぴり不安をのぞかせる恋心を、淡く切ないアコースティック・ギターの爪弾きで表現するミディアム・ナンバー。若々しくも艶を見せるヴォーカル・ワークも○。
04I'm over here〜気づいて
05interlude#1
06Tell me
07キスして抱きしめて
真綿に優しく包まれるようなアコースティック・ギターのサウンドに、愛らしいヴォーカルが溶け込むラヴ・バラード。ラップ風な歌いこなしやハーモニカの柔らかい音色が、暖色系の彩りある曲を飾っている。
08Cry
09interlude#2
10小さな恋
11陽のあたる場所
ジャズ・ファンク調のイントロから、グルーヴィなファンク・サウンドを展開。突き抜けるようなメロディではなく、陰影を含んだ楽曲ながら、持ち前の純度の高い、柔軟なヴォーカルが魅力的なナンバー。
12星の降る丘
13つつみ込むように… (DAVE“EQ3”DUBミックス)
14Never gonna cry!