ミニ・レビュー
86年にMAKを“去った”実力奏者たちが結成したレザデュー、DHMにモーツァルトの室内楽作品の優れた録音があるが、ヴァン・スヴィーテンとの関係に着目した企画としても秀逸な本作が、これまで埋もれていた理由が判らない。95年収録だが最新作として聴いても遜色ない出来映え。★
収録曲
〈「六つのアダージョとフーガ」K.404a〉
01アダージョとフーガ ニ短調 (平均律クラヴィーア曲集第1巻変ホ短調) (J.S.バッハ/モーツァルト?)
02アダージョとフーガ ト短調 (平均律クラヴィーア曲集第2巻嬰へ短調) (J.S.バッハ/モーツァルト?)
03アダージョとフーガ ヘ長調 (平均律クラヴィーア曲集第2巻嬰ヘ長調) (J.S.バッハ/モーツァルト?)
04アダージョとフーガ ヘ長調 (オルガンソナタ第3番BWV527/フーガの技法、コントラプンクトゥス8) (J.S.バッハ)
05ラルゴとフーガ変ホ長調 (トリオソナタ第2番BWV526) (J.S.バッハ)
06アダージョとフーガ ヘ短調 (Fk.31-8) (W.F.バッハ/モーツァルト?)
07アダージョとフーガ ハ短調K.546 (モーツァルト)
演奏
アンサンブル・レザデュー(メアリー・ウーティガー,ウルスラ・ブンディース(VN) ハーヨ・ベース(VA) ニコラス・セロ(VC))