ミニ・レビュー
ブリュショルリ(1915~72)の国内初CD化音源。かぐわしい香気が立ち上るような、透明で陰影に富んだピアノの音色に魅了される。必要最小限ながら効果的な強弱の変化、さりげないルバートが、何ともいえない生気を音楽に与えていく。旧きよき伝統を感じさせる名演。
ガイドコメント
ブルショルリはパリ生まれの名ピアニストで、カツァリスの師でもある。惜しくも交通事故で引退を余儀なくされたが“若き女神”と呼ばれ、モーツァルトの演奏には定評があった。本作は、彼女の名盤のひとつ。
演奏
モニク・ドゥ・ラ・ブリュショルリ(P) ベルンハルト・パウムガルトナー指揮 ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ