ミニ・レビュー
モーツァルト自身が弾いているような生命感あふれる自在な演奏である。楽譜をなぞるのではなく、天才作曲家の無垢な発想がハイドシェックを通してそのまま音となっていると言っても良いだろう。20番や23番の終楽章における天衣無縫な表現などまさに絶品だ。
ガイドコメント
近年、日本でもカリスマ的な人気を博しているハイドシェック(1936~)。彼が20代半ばで録音したモーツァルトの協奏曲集がまとめて復活。伸びやかな感性が自由に飛翔している、若き日の演奏を堪能できる。
演奏
エリック・ハイドシェック(P) アンドレ・ヴァンデルノート指揮 パリ音楽院管弦楽団